エンビロンとゼオスキンの違いって!?

今ではビタミンCとセットで、日々のスキンケアに欠かせない「ビタミンA」!
よく耳にする、レチノールとかレチノイドとかトレチノインとか…違いが分からない!とい思っている方のために、大人気ビタミンAスキンケア「エンビロン」と「ゼオスキン」で詳しく解説します♡
そもそも、ビタミンAとは?
ずばり、ビタミンA=レチノールのこと!
ビタミンA(レチノール)には、
✔︎角質がコンパクトになる
✔︎ターンオーバーの促進
✔︎角栓が取れることによりニキビが改善
といった素晴らしい効果が期待できます。
レチノールとは?
ビタミンA=レチノール。同様に作用をまとめて、「レチノイド」と呼びます。
レチノイド(という大きな括り)の中に、
① レチニルエステル(パルミチン酸レチノールやプロピオン酸レチノール)
② レチノール
③ レチノイン酸
があります。
人間の皮膚に存在するビタミンAのほとんどが、①レチニルエステルで蓄えられていて、皮膚の中で②レチノールや③レチノイン酸に形を変えることができます。
① レチニルエステルの薬理作用は、③レチノイン酸の100分の1程度と言われています。
効果が高いレチノイン酸だけで良いのでは!?
「最強レチノイド」と言われる③レチノイン酸は、「効果も強いが刺激も強い」というハイリスクハイリターンな作用があります。
エンビロンとゼオスキン比較!
ここまでの話でなんとなく分かった方もいらっしゃるかもしれませんが、
あの、ベロベロに皮が剥けるけど、皮が剥けることで美肌に生まれ変われるのが
ゼオスキン=③レチノイン酸(+ハイドロキノン)!

そして、急激な変化はないにしても、ゆっくりと肌にビタミンAを蓄え、じわじわと紫外線に強い美肌作りができるのが
エンビロン=①レチニルエステルです!


※エンビロンでビタミンA(レチニルエステル)が使われているのは、モイスチャーシリーズとCクエンスシリーズです。
レチノイドの強さと皮膚刺激
〈レチノイドの強さ〉
① レチニルエステル<②レチノール<③レチノイン酸
〈レチノイドの皮膚刺激〉
① レチニルエステル<②レチノール<③レチノイン酸
③レチノイン酸(ゼオスキン)は、皮膚への刺激が強いため、皮剥けや赤みなどのダウンタイムが必要となりますが、
最終的に③レチノイン酸へと変換される優しい形の①レチニルエステル(エンビロン)は皮剥けすることはほぼありません。
エンビロンとゼオスキンの使い分け方
① レチニルエステル(パルミチン酸レチノールやプロピオン酸レチノール)には、皮膚に蓄えられる&紫外線による肌への影響を阻止する!という大事な作用もあります。
また、③レチノイン酸や②レチノールなど、皮を剥くような治療中は逆に紫外線には弱くなるので注意が必要です!
エンビロン(①レチニルエステル)で、ゆっくりと肌にビタミンAを蓄えて、紫外線に強くなりながらじわじわ美肌にする
or
ゼオスキン(③レチノイン酸)で、ガツンと刺激も受けるけど、強力に皮膚を生まれ変わらせて美肌にする
という、自分の生活スタイルや希望に合わせて、使うアイテムを選んで確実に美肌へと導いてくれるのがビタミンAスキンケアのいいところです♡
エンビロンとゼオスキンの違いを知って、ビタミンAスキンケアを上手に取り入れよう!
皮剥けや赤みなどのダウンタイムは難しいけれど、じわじわと美肌になれる「ビタミンA貯金」がしたい方はエンビロン!
ダウンタイムがあっても大丈夫で、劇的に美肌へと生まれ変わらせたい方はゼオスキン!
という風に、使い分けてみてくださいね♡
どちらも医療機関専売品のスキンケア商品なので、取り扱いがあるクリニックで自分に合ったアイテムを試してみてください♡
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